・キャベツ丸ごと買って使い切れない
・特売品があるとつい買ってしまう
・買い物から帰って、冷蔵庫開けたらおなじ食材が入ってた
こんなふうに、買いすぎて食材を余らせてませんか?
実は、私も自炊はじめの頃よくやってました。キャベツなら半カットより一玉のほうが量もあるし、値段もお得です。
また、割引シールの貼られた食材を見つければ、すぐかごに入れてました。食費の節約につながると思ってましたからね。
でも、料理のレパートリーがなかったので同じような味ものしか作れません。飽きてくるんですね。そして、作る意欲が失せてきて作らなくなる。こうして、食材を余らせたり腐らせたりしてたんです。買いすぎてただけで、食費の節約になってなかったわけですね。
そんな訳で、献立きめてメモして買い物するようにしてみたんです。これは、効果抜群でしたね!食材の無駄が、ホントになくなって、食費の節約にもなってますからね。
ということで今回は、私がやっている
・買いもの前にやっておくと食材が余りにくい方法
・それでも余ったときの対処法
について解説していきたいと思います。
この記事を読むと、自炊に慣れてないあなたでも食材の無駄がなくなって節約にもなるはずです。
冷蔵庫チェックして献立をきめると、食材の無駄がなくなる
冷蔵庫を確認して献立をきめるのは、食材をダブって買わないようにするためです。
例えば、「カレー」を作るとして豚肉・ジャガイモ・にんじん・玉ねぎを買います。
帰って冷蔵庫開けると「あっ!玉ねぎ、ニンジンあったわ・・・」これ、以前の私がやってたんですけど。こんなの絶対余らせるやつじゃないですかー。
もしかしたら、使う食材が冷蔵庫に眠ってるかもしれないので、冷蔵庫をチェックして何を作るか決めると食材の無駄がなくなりますよ。
ちなみに、冷蔵庫の中がゴチャゴチャしているなら、一度整理してみるのもいいかもしれません。
何が入ってるか一目で分かれば、「奥の方にあった・・・」なんてこともなくなるはずですからね。
それから先ほど「献立きめる」って言いましたけど、「なかなか決めれない」とか「思いつかない」と悩んでるなら「野菜炒め」がオススメです。
料理になれてなくても、肉と野菜を炒めて味付けするだけで作れるからですね。
もし、包丁に慣れてなくて野菜切るのに時間かかるなら、カット野菜を使うのもアリです。これなら包丁を使わず、フライパンに食材を入れて炒めるだけなので時短にもなりますよ。
※カット野菜・・・数種類の野菜が1パックになっているものスーパーやコンビニにあります。
一般的な野菜炒めは、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、もやし、ピーマン・・・と思うかもしれませんが、どんな野菜使ったっていいんです。別に決まりなんてありませんからね。
例えば、ジャガイモ・長ねぎ・しいたけなんかでもおいしく作れます。これなら、もし余り食材があったとしてもムダなく使い切ることができますからね。
また、野菜炒めの味付けと言えば「塩コショウ」だから毎回作るとなると「飽きるよね・・・」って場合は、【野菜炒めいつも同じ味付けで飽きちゃった。それなら味変しちゃいましょう!】に書いてますので、よかったら参考にしてくださいね。
メモしてからの買いものは、食材が余りにくい
献立がきまったら、食材と分量をメモします。(分量は1~4人分という感じですね。)
「え-っ!メモするのめんどくさい」と思ったかもしれませんが、メモすることで「買い忘れ」や「買いすぎ」がなくなるからです。
もっと具体的に言うと、
・考えて食材を買う必要がない→買い物がはやく済む→時短になる
・余計なものを買わない→ムダ使いしない→節約になる
・買い忘れがない→1回で買い物が終わる
・なるべく決めた食材と分量を買う→食材が余りにくくなる
こんな感じですね。
もちろん、暗記力に自信があるなら、メモする必要なんてありません。
でも、私みたいに忘れっぽいのであればメモすることをオススメします。だって、買い物は1回で済ませたいじゃないですか。
紙とペンが手元にないのであれば、携帯のメモ機能を使ってもいいですし、携帯の写メも有りですね。
写メだったら、youtubeや料理本など作りたい料理の材料と分量を「カシャッ」と撮るだけなので、書いたり入力しなくて済みますからね。あっ、冷蔵庫チェックは忘れないように!
もしこの時点で、まだ「作る分量をどうしようか」と悩んでるなら、多めに作ってみるのはどうでしょう。
・1人分作るより「作り置き」の方が、食材は余りにくい
3~4人分を作る、いわゆる「作り置き」ですね。
「作り置き」をすると、食材が余りにくいのはもちろんですが
・食材が無駄にならない
・休日に作って平日に楽できる
・食費の節約になる
・光熱費の節約になる
・栄養バランスがとれる
こうなるので、もうメリットしかありません。
このあたりは、1人暮らし初心者でもできる作り置き!メリットと簡単な作り方のコツ教えます。で詳しく書いてますので、よかったら参考にしてくださいね。
では、もし1人分だけ作るとしたら・・・
・量が少ないので必ず食材が余る
・毎日料理しないといけない
・毎日献立を考えないといけない
・料理になれてないから調理に時間がかかる
・毎回洗い物や片付けが多くて時間がかかる(調理器具と食器)
これ、以前の私がやって分かったことなんですけどね。夜はほとんどの時間を料理に取られてました。
そもそも料理初心者で献立決めるにも作れる料理が少ないから、同じようなものばかりで飽きてきます。
また、疲れて何もしたくない日はもちろん作らないというか作れない。この繰り返しで、食材を余らせて無駄にしてしまうわけです。
まだ、迷ってるなら「作り置き」がオススメです!食材は余りにくいし、毎日の家事も楽になりますからね。
ちなみに、私はキュウリだと3~4本と多めにいつも買います。サラダで余った分は浅漬けにするからですね。まぁ、これも作り置きになるんですけど。ご飯のおかずにもなるし、お酒のおつまみにも最高なんです!
それでも食材が余ったら、冷凍保存する
これまでの話で、「冷蔵庫チェック→献立決める→メモする」ことで、必要な食材を買うようにしても余ることはあります。
そんなときは、「冷凍保存」がオススメ。常温保存や冷蔵保存より長持ちするからですね。
例えば、一度で使い切れないキャベツは、生のまま冷凍保存できます。
①キッチンペーパーで水気をしっかり取る。
②5cmくらいの角切りや1.5cm程度の千切りに生のままカットする。
③ジップロックなどの密閉できる袋に入れる。
これで、3週間くらい保存可能になりますよ。
そして、調理するときは凍ったまま、みそ汁や炒め物などに使うと無駄なく使い切ることができます。
野菜によっては、生のままでは冷凍できないものもあります。きゅうり・レタスみたいに水分が多いものや、ジャガイモ・ゴボウなどの食感が悪くなるものですね。
また、ほうれん草や小松菜などは下処理(一度茹でて冷ます)してから冷凍した方がいいものもあります。
最初は、生のまま冷凍保存できる簡単な食材からやってみるといいですね。
食材も種類が多いので、冷凍できるのか分からないときはネット検索する。もしくは、こういった本を参考にするのもいいと思います。手元にあるとすぐ見れて便利ですよ。
ちなみに、私がいつもやってるオススメ食材の冷凍保存を紹介します。
・小ねぎ
・長ネギ
・キノコ類(しいたけ、えのき、マイタケなど)
これらを、カットしてジップロックや密閉容器に入れて冷凍してます。保存期間(約3週間)
小ネギだったら冷奴にのせたり、ラーメン・うどん・チャーハンに入れてもいいですね。また、キノコ類や長ねぎは炒めたりみそ汁やスープにも使えますよ。
あらかじめカットしてるので、入れたい量をササっと解凍せずに冷凍のまま投入すれば調理もはやくできます。
こうやって冷凍保存しとくと、日持ちして調理の手間も省けて時短ができるので料理がラクになりますよ。
とは言ったものの、にんじん1/3本とか玉ねぎ1/2個みたいに、少量が余ることもあるかもしれませんよね。
そんなときは、みそ汁やスープ、チャーハンの具材にすると使い切れてしまいます。
また、炊き込みご飯でもいけますよ。これは、余ったニンジンと冷凍しといたシイタケと水煮のサバ缶で作ったものです。これを、ラップに小分けに包んで冷凍保存。余りもので作り置きですね。
あるいは、野菜が1~2個とちょっと余り過ぎたときは、この余ってる食材から献立を決めてしまうのも有りです。
例えば、玉ねぎ1個・ニンジン1本が余ってたら、豚肉とジャガイモを買い足して肉じゃが作るとか。ちなみに、この組み合せなら、カレー・シチューでも作れますよ。あっ、ルウを買うの忘れずに!
こんな感じで、余ってるものに食材を足すことでも食材のムダをなくせますよ。
最後に
料理になれないうちは、冷蔵庫チェック→献立きめる→メモするやり方で、なるべく食材があまらない買い方を意識するといいです。
完全に使い切ることができないときは、冷凍保存する。少量の場合は、みそ汁やスープなどで使い切るのがベストですね。
献立をきめて、料理していくうちに作れる料理は自然と増えていきます。そうなってくると、余った食材があっても「これ作れるなぁ」「あれも作れるな」となりますから、食材が余っても困らなくなりますよ。
4年前料理ができなかった私でも、料理していくうちに冷蔵庫の余りもので少しは作れるようになってきましたから、きっとあなたもできるはずです。
まずは、冷蔵庫チェックから献立きめてメモして買いものすることかやってみましょう!
では、また
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